ダンサーが好きそうなポーズ
ダンサーは総じて多分こういうポーズが好きなのではないか、と思います。
Ardha chandrasana。ハーフムーンポーズ。
きっと上がっている足をもっと高く上げたくなるのかもしれません。
なんなら下の手も床から離したくなるかも。笑笑
しかし、このポーズの正しいアラインメントを知ると、多分なんじゃそりゃ?となり、そっぽをむきたくなり、おそらくあまり好きじゃないポーズになってしまう人もいるのでは、と思います。
私もそうだったんで。
腰が向いてる面を正面とすると、軸足は腰に対して90度外転。
で、軸足に対して骨盤が90度側転するので、つまり軸足の股関節は90度開脚になります。
に対して、上がる方の足は腰と同じ方に爪先が向くのでニュートラル。これが難しい思いっきり内転するか外転させてもらえればセンセーショナルな感覚があるのに。
して、片手を軸足の脇につくので、ポーズに入る時には若干前屈、つまり前屈みになって胸が床に向いてしまうものの、ファイナルポーズに向かう時には胸は腰と同じ方向に開き、空いてる手を天井に伸ばす。
理想的には顔を上に向けるそうなのだが、私の現時点ではここがいっぱいいっぱい。
で、軸足。
ダンス畑からの人がやると軸足はキーン!と伸ばしてしまいます。
多分それでポーズをホールドすると膝の裏が伸びすぎて耐えられなくなる上、呼吸が止まり、あちこちの筋肉を使って汗がぽたぽた、そして軸足指がバランスを取ろうともがいて、足の外側や内側に軸がゆらゆらさる中で、なんだこんぐらい、こんちくしょーと意地になってバランスを保とうとする。→こりゃ、私だけかしら?笑笑
でも、重心はあくまで指先の方に置き。
バランスがキツければ、なんと膝を少し緩めます。
→上の方式でかろうじてバランスを取っていると、まず間違いなく軸足の膝を緩めた瞬間にコンスタンチノープル陥落です。
まあ、私の場合にはそこからやっとゼロ地点に立てた感じで、なになに?なんでこんなに難しいの?ミソはどこなの?となり、やってるうちにやっと最近分かってきました、す、少し、、、🤏と書いておこう。
まずは片足に立つ感覚。
床に硬いものをさらに硬くして立てるように使っていた足は、地に根を張り水や栄養を吸う木のように使う。
枝や葉に振られない幹。
他の三肢は幹から生えているもの。
生える角度に気をつけながら。
無理をしないで呼吸を続けて。
下の手をついた後に呼吸と共に胸がひらけた時。
胸を開いても軸足の外側に重心が逃げなかったとき、あちこちの関節がそれぞれに無理のない角度で可動域いっぱいまで伸びた時、似てるのになんで違うヨガとダンス。。。と実感しました。
ハーフムーンポーズの効果)
フィジカル:
足首、膝、脚全体の強化
大腿骨をしっかりはめ込むことで腰痛を緩和
腹部、臀部筋肉と背骨の強化
胸と肩のオープニング
その他:
消化活動の向上
鬱や不安障害の向上
バランスや体のコーディネーションを向上
ストレス解消
感情的:
Teaches us the journey is more important for self awareness and self acceptance that “nailing” then pose.
ジャーニーはポーズの完成度よりもセルフアウェアネス(自己認識)にあることを教えてくれる。
なるほど。。。
まさに。。。
なますて。